Meister Controller Cloud™ PLCパッケージ typeN1とは
「計装クラウドサービス Meister Controlシリーズ」の新ラインアップとして提供する、クラウド型産業用コントローラのサブスクリプションサービスです。
当社独自開発の制御プログラムを連続的に実行する機能である制御コアやクラウドエッジ間通信を活用することで、従来、現地で行われていた産業用コントローラによる制御系システムの構築・メンテナンス作業をクラウド上で完結することができます。
MES(製造実行システム)やAIなどとのデータ連携がスムーズになることでIT(情報技術)とOT(制御・運用技術)の連携を加速させ、お客様のスマートマニュファクチャリングに貢献します。
活用シーン
PLCのクラウド化により、現場をスマートマニュファクチャリング化。OT(制御・運用技術)とIT(情報技術)の融合が新しいソリューションの創出を可能にします。
機械製造業における活用シーン
■クラウド型PLCを導入することで運用を柔軟に
メンテナンスやシステム構築など今までエンジニアが現場に訪問する必要がありましたが、
typeN1を活用することにより、リモートでの対応が可能になり柔軟に運用が可能になります。
リモートでプログラミング&デバック、制御・設定変更、ログがモニタリング可能
■クラウド上のアプリとの連携を容易に
クラウドの機能を活用することで、MESとの連携やシミュレータとの連携が容易になり、クラウドとエッジ間の相互データ暗号化やホワイトリストセキュリティにより安全性が向上しました。
クラウド上で様々なITソリューションと連携し、生産性向上・CO2見える化
食品製造業における課題解決
■省力化・人件費削減
複数のロボットを統合的に管理するPLCとして利用できます。
現場とクラウドが直接つながることで、自宅やオフィス等からリモートでレシピ切替えが可能になり、省力化に貢献することができます。
■HACCPへの対応・CPSを活用した製造
温度データ等をクラウド上へ収集・蓄積することができるようになるため、HACCP対応において、手書きでの記録や、紙媒体での管理が不要になります。
また、クラウド上のアプリケーションとリアルタイムの連携が行えるため、画像検査AIと製造パラメータ調整で生産効率を高めるライン制御などを実現できます。
■運用コストの削減
ハードPLCを必要としないため、製造ライン組み換え時における変更時間が短縮されます。
生産ラインを製品の変更に応じて柔軟に調整でき、多品種少量生産を行う際の設備コストの削減が見込めます。
ご利用にあたって
Meister Controller Cloud™ PLCパッケージ typeN1はサブスクリプションサービスです。
なお、エッジエージェント装置は、サービス契約時にご購入いただく必要があります。
費用につきましては、お客様の環境やご要望に合わせて個別にご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
※システム構成イメージ
1.Windowsは、米国マイクロソフト社の米国および他の国における登録商標です。
2.LinuxはLinux Torvalds氏の米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
3. Meister Controller Cloud、Meister nV-Tools Cloudは、東芝インフラシステムズ株式会社の商品です。
4.Meister Controller Cloud、Meister nV-Tools Cloud、TC-netは、東芝インフラシステムズ株式会社の商標です。